2009年06月27日 21:20
こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、マイケル・ジャクソンが亡くなりました。
世代的に彼が大も大ヒットで大衆音楽の頂点を極めた時期って、僕まだ幼稚園児くれーです。
しかも、一昔前までブラック・コンテンポラリーとくくられてた音楽とは縁遠いこともあって思い入れはねーです。
でも、『オフ・ザ・ウォール』だけはアルバム持ってます。
アレンジングの教科書として、ポップ方面だとマスト・アイテムとされてたからです。
ストリングスやホーン、エレピの使い方とかがよく練られてるっつー。
「所詮、アイドルっしょ?」とバカにしちゃいけまへん。ほいだら、日頃有り難がってるビートルズなんかも元々アイドル扱いじゃねーですかっつー。ヴェンチャーズも。
仮に歌詞や曲の骨格ないし断片的なアイディアを当人が放りだしたら、それをアレンジしたりサウンド・プロデュースするしとがいるわけで、マイケル・ジャクソンだダイアナ・ロスだスティーヴィー・ワンダーだマーヴィン・ゲイだ、って、曲のアレンジやサウンドは目を見張るもんがあります。
ここらへんが、「誰にでも聴かせられる曲」志向の作編曲家から巷のロックが見下される理由の一つかと思います。曲は良くても、アレンジがワンパターンだったり、セルフ・プロデュースとかしてスカスカだったりギターやドラムだけ飛び出した音だったりってことがしばしばありますから。
とはいえ、「これは笑ってはいけない」っつー作品もあるわけで、メタリカの通称『ブラック・アルバム』は、今でも聴けるアレンジとサウンドです。
あと、スティーヴ・ヴァイの作品ですか。
少年時代にフランク・ザッパが弾いたギターを採譜したり(ザッパの方針で未成年はメンバーにしなかった。)、音楽院で諸々学んだり、テクニカルなギターのインストでも弾けない人だって楽しめるっつーのを確立したジョー・サトリアーニに師事してたんで、引き出しの多さと、感性及び耳の良さはとんでもねーですから。経歴もすげーですが、それらをこなせる資質と努力はもっとすげーっつー。
同じセルフ・プロデュースのテクニカル・ギタリストでも、イングヴェイ・マルムスティーンはギターで音量稼ぎすぎてノイズ入ってる作品もありますから。『アルケミー』だったでしょーか。あれ以来、彼の作品は買ってねーです。
絶対音感持ってて独学でオーケストラのスコア起こせるのに、なんつー音響耳してんだ?っつー。
毎度ながら話が逸れましたが、思い入れがねーと言いつつ、マイケル・ジャクソンの曲って結構知ってます。
なんでかなぁ?と思ってたら、彼、メタル系のギタリストと結構共演してんですよね。
いっちゃん有名なのはエディ・ヴァン・ヘイレンと共演した「今夜はビート・イット」(当時の日本を体現するような邦題だ。ドアーズの「あの娘に狂って」やオジー・オズボーンの「暗闇でドキッ!」に匹敵するおバカ邦題だ。)でしょーか。
てか、久しぶりにyoutubeで聴きましたけど笑っちゃいました。エディ・ヴァン・ヘイレンならもっと曲に合った音にできたと思うんですが、ありゃマイケル・ジャクソンの意向なのか裏方の意向なのか。
エディ・ヴァン・ヘイレンも咽頭癌を患ってから新作が出てねーですが、大丈夫ですかね?
エディ・ヴァン・ヘイレンって、元々ピアノを弾いてたんでタッピング奏法を思いついたそーなんですが、大御所になる前のが「んげぇっ!」っつー曲多いです。
アコギでタッピング奏法を交えたSpanish Flyもすげーですが、「大聖堂」
っつー曲が一番すげーと思ってます。僕なんか弾けねーですし、思いついて曲にしちゃうのはやっぱ稀代のギタリストなんだと。
僕、フェンダーのストラトキャスターの前に買ったギターが、クレイマーから出てたヴァン・ヘイレン・モデルの廉価版です。
当時の実勢価格7~8万円でしたが、売れ残りだったことと、地震で倒れてボディにキズ有りってことで約3万円で売ってもらった記憶があります。
最近、ギター覚えたての頃の練習フレーズ弾いてますが、あのギターは良いギターだったなぁ、と。
ネックは日本人の手にも大きすぎず、弦高やピッチも程よく、トレモロ・ユニットも良質でチューニングが狂いにくいっつー。僕のストラトなんか、当時20万円くれーで買ったのに、激しくアーミングすると大体、第三弦が狂いますから。
ストラトキャスターの扱いにくさから、クレイマーのをメンテナンスしてそれをメインにしよーと思うこともありますが、そんなに弾きやすいギターで下手なのバレたら言い訳できねーですから、クローゼットにしまってあります。ウハハ!
嗚呼、また話が逸れましたが、映画『トップガン』のテーマを弾いてたからか、スティーヴ・スティーヴンスともDirty Dianaで共演してんですよね。
僕、ピンクローターをギターで弾きますが、(しつこいが、ピンクローターでギターではなくピンクローターをギターで弾くのだ。)それのアイディアはスティーヴ・スティーヴンスが玩具のレーザーガンをギターのピック・アップに近づけて奇妙な音を出してたことがヒントになってます。
あと、僕が高校時代、バンド組んでた頃、楽器屋兼スタジオの有線で千本ノックだった曲がBlack Or Whiteでした。
確か、あの曲は元ガンズ・アンド・ローゼスのスラッシュと、テクニカル・ギタリスト養成学校の講師だったジェニファー・バトゥンが参加してたと記憶しとります。
スラッシュはわかるとして、ジェニファー・バトゥンってのが不可解でした。やっぱ裏方じゃなく、マイケル・ジャクソンの個人的な抜擢なんでしょーか?あの時期に知名度、同系統からいくとスティーヴ・ヴァイが妥当だと思うので。
ジェニファー・バトゥンは15年以上前だったと思いますが、ジェフ・ベックのサポート・ギタリストとしても活躍してたと思います。
高校の同級生がwowwowで放送されたライブを録画したのを借りて観ました。
ギター・ソロの掛け合いで、彼女がとんでもねーソロを弾くと、ジェフ・ベックが昔ながらのテクニックよりアイディアっつーソロでお返ししてて、それがまたジェニファー・バトゥンのソロを一蹴するよーなもんだったことを鮮明に覚えてます。ジェフ・ベック恐ろしやっつー。
あー、すんません、全然マイケル・ジャクソンの話じゃなくなりましたが、こーゆー彼とは縁遠い奴でも色々と思い出したり、意外と知ってる曲があるってのはやっぱ凄い存在だったと思うわけです。だって、なんも見ねーで色々思い出すわけですから。
てかねー、来月、引退コンサートやる予定だったんでしょ?んで、このタイミングで急死。
ファンじゃなくったって勘ぐりア宮殿ですよ。
あー、マイケル・ジャクソンが亡くなりました。
世代的に彼が大も大ヒットで大衆音楽の頂点を極めた時期って、僕まだ幼稚園児くれーです。
しかも、一昔前までブラック・コンテンポラリーとくくられてた音楽とは縁遠いこともあって思い入れはねーです。
でも、『オフ・ザ・ウォール』だけはアルバム持ってます。
アレンジングの教科書として、ポップ方面だとマスト・アイテムとされてたからです。
ストリングスやホーン、エレピの使い方とかがよく練られてるっつー。
「所詮、アイドルっしょ?」とバカにしちゃいけまへん。ほいだら、日頃有り難がってるビートルズなんかも元々アイドル扱いじゃねーですかっつー。ヴェンチャーズも。
仮に歌詞や曲の骨格ないし断片的なアイディアを当人が放りだしたら、それをアレンジしたりサウンド・プロデュースするしとがいるわけで、マイケル・ジャクソンだダイアナ・ロスだスティーヴィー・ワンダーだマーヴィン・ゲイだ、って、曲のアレンジやサウンドは目を見張るもんがあります。
ここらへんが、「誰にでも聴かせられる曲」志向の作編曲家から巷のロックが見下される理由の一つかと思います。曲は良くても、アレンジがワンパターンだったり、セルフ・プロデュースとかしてスカスカだったりギターやドラムだけ飛び出した音だったりってことがしばしばありますから。
とはいえ、「これは笑ってはいけない」っつー作品もあるわけで、メタリカの通称『ブラック・アルバム』は、今でも聴けるアレンジとサウンドです。
あと、スティーヴ・ヴァイの作品ですか。
少年時代にフランク・ザッパが弾いたギターを採譜したり(ザッパの方針で未成年はメンバーにしなかった。)、音楽院で諸々学んだり、テクニカルなギターのインストでも弾けない人だって楽しめるっつーのを確立したジョー・サトリアーニに師事してたんで、引き出しの多さと、感性及び耳の良さはとんでもねーですから。経歴もすげーですが、それらをこなせる資質と努力はもっとすげーっつー。
同じセルフ・プロデュースのテクニカル・ギタリストでも、イングヴェイ・マルムスティーンはギターで音量稼ぎすぎてノイズ入ってる作品もありますから。『アルケミー』だったでしょーか。あれ以来、彼の作品は買ってねーです。
絶対音感持ってて独学でオーケストラのスコア起こせるのに、なんつー音響耳してんだ?っつー。
毎度ながら話が逸れましたが、思い入れがねーと言いつつ、マイケル・ジャクソンの曲って結構知ってます。
なんでかなぁ?と思ってたら、彼、メタル系のギタリストと結構共演してんですよね。
いっちゃん有名なのはエディ・ヴァン・ヘイレンと共演した「今夜はビート・イット」(当時の日本を体現するような邦題だ。ドアーズの「あの娘に狂って」やオジー・オズボーンの「暗闇でドキッ!」に匹敵するおバカ邦題だ。)でしょーか。
てか、久しぶりにyoutubeで聴きましたけど笑っちゃいました。エディ・ヴァン・ヘイレンならもっと曲に合った音にできたと思うんですが、ありゃマイケル・ジャクソンの意向なのか裏方の意向なのか。
エディ・ヴァン・ヘイレンも咽頭癌を患ってから新作が出てねーですが、大丈夫ですかね?
エディ・ヴァン・ヘイレンって、元々ピアノを弾いてたんでタッピング奏法を思いついたそーなんですが、大御所になる前のが「んげぇっ!」っつー曲多いです。
アコギでタッピング奏法を交えたSpanish Flyもすげーですが、「大聖堂」
っつー曲が一番すげーと思ってます。僕なんか弾けねーですし、思いついて曲にしちゃうのはやっぱ稀代のギタリストなんだと。
僕、フェンダーのストラトキャスターの前に買ったギターが、クレイマーから出てたヴァン・ヘイレン・モデルの廉価版です。
当時の実勢価格7~8万円でしたが、売れ残りだったことと、地震で倒れてボディにキズ有りってことで約3万円で売ってもらった記憶があります。
最近、ギター覚えたての頃の練習フレーズ弾いてますが、あのギターは良いギターだったなぁ、と。
ネックは日本人の手にも大きすぎず、弦高やピッチも程よく、トレモロ・ユニットも良質でチューニングが狂いにくいっつー。僕のストラトなんか、当時20万円くれーで買ったのに、激しくアーミングすると大体、第三弦が狂いますから。
ストラトキャスターの扱いにくさから、クレイマーのをメンテナンスしてそれをメインにしよーと思うこともありますが、そんなに弾きやすいギターで下手なのバレたら言い訳できねーですから、クローゼットにしまってあります。ウハハ!
嗚呼、また話が逸れましたが、映画『トップガン』のテーマを弾いてたからか、スティーヴ・スティーヴンスともDirty Dianaで共演してんですよね。
僕、ピンクローターをギターで弾きますが、(しつこいが、ピンクローターでギターではなくピンクローターをギターで弾くのだ。)それのアイディアはスティーヴ・スティーヴンスが玩具のレーザーガンをギターのピック・アップに近づけて奇妙な音を出してたことがヒントになってます。
あと、僕が高校時代、バンド組んでた頃、楽器屋兼スタジオの有線で千本ノックだった曲がBlack Or Whiteでした。
確か、あの曲は元ガンズ・アンド・ローゼスのスラッシュと、テクニカル・ギタリスト養成学校の講師だったジェニファー・バトゥンが参加してたと記憶しとります。
スラッシュはわかるとして、ジェニファー・バトゥンってのが不可解でした。やっぱ裏方じゃなく、マイケル・ジャクソンの個人的な抜擢なんでしょーか?あの時期に知名度、同系統からいくとスティーヴ・ヴァイが妥当だと思うので。
ジェニファー・バトゥンは15年以上前だったと思いますが、ジェフ・ベックのサポート・ギタリストとしても活躍してたと思います。
高校の同級生がwowwowで放送されたライブを録画したのを借りて観ました。
ギター・ソロの掛け合いで、彼女がとんでもねーソロを弾くと、ジェフ・ベックが昔ながらのテクニックよりアイディアっつーソロでお返ししてて、それがまたジェニファー・バトゥンのソロを一蹴するよーなもんだったことを鮮明に覚えてます。ジェフ・ベック恐ろしやっつー。
あー、すんません、全然マイケル・ジャクソンの話じゃなくなりましたが、こーゆー彼とは縁遠い奴でも色々と思い出したり、意外と知ってる曲があるってのはやっぱ凄い存在だったと思うわけです。だって、なんも見ねーで色々思い出すわけですから。
てかねー、来月、引退コンサートやる予定だったんでしょ?んで、このタイミングで急死。
ファンじゃなくったって勘ぐりア宮殿ですよ。
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