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ハンキー・ドリー・ハンクズ・クレイジーワールド

2013年04月30日 11:20

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、カミさんと付き合いだした頃、いずれ故郷に戻ることを想定しつつ、まだお互い体調を崩すっつーのは滅多になかったんで、賃貸の満期がきたら引っ越して金貯めようと話し合っておりました。
ほいだら、カミさんが頻繁に体調を崩すよーになり予定を一年早めました。入籍も引越も。
更に、最近僕も体調がパッとせず、疲労感が抜けず、行動意欲が減退してきとることを実感しとります。時間と金に余裕があれば細かな血液検査をしてーもんです。
正直、今年引っ越しても経済的な不安がありますが、「命あってのもの種」と判断は誤っていなかったと。

 先日帰省したおり、下調べしてた親切な不動産屋の担当者が頑張ってくれまして、若干家賃を前倒しでの条件でしたが夏からの入居に家主が首を縦に振ってくれました。
下手すると物件も決まらないまま帰省して実家から車で一時間かけて不動産屋巡りする可能性もあったわけで、「そうなったらお金が出て行くばっかだね」とカミさんはブルーになってましたんで、えがったなあ、と。
でね、物件を見に行くとき、車中で担当者が「資格の試験で東京に行ったことがありますが、いやあ、ここにいたら人以外に何かに呑み込まれちゃうんじゃないかって思いましたね」と滞在時のことを話してくれまして、上京した頃の記憶がフラッシュバックした次第です。

 首都圏に限ったことじゃねーですが、近場の地方都市より求人豊富で景気がええとこに引っ越して半べそかいて帰ってくるケースは仰山あります。
もし、僕がそーゆー経験をしたことがあるなら、おそらく故郷に戻ってもやってく自信はねーです。
が、学歴も資格も無く、打算的な人付き合いも嫌いなくせになんとか生活できる状況まで生き残れたんで、あんま心配してねーです。
相変わらずビンボーですが、持って帰るもんは家財っつーより経験と記憶だと思ってますから。
しかし、まあ、二十代にしてメタボ体型だった僕が、ダイエット後も体型を維持して白のテーラードジャケットと白のベルボトム、白のロンドンブーツ履いて近所をほっつき歩くよーになるとは想像もしてませんでしたが。ウハハ!

 物件の入居日が決まったら、次は引越業者です。
遠方への引越ゆえ、早めに見積もり頼むと業者によってはスケジュール的に直近より安くなる可能性が高いんで、先日数社に来てもらいました。
んで、最初の業者が予定より早く来やがりました。
半分寝ぼけてた僕ぁ、AV男優が履いとるよーな超ローライズのパンツ一丁、やんちゃな胸毛でお出迎え。
ええ、内心たまげたと思いますね。
で、見積もり開始なんですが、PCのディスプレイ前には太陽光で首を振るリラックマの置物やらぬいぐるみ。
その横にはフレームに入ったシヴァ神一家が描かれとるポストカード、他、アレハンドロ・ホドロフスキーやフランク・ザッパのDVDやらがあるわけです。
東南アジアの民族楽器も並んどるわ、完全に狂った部屋です。
いえね、去年の暮れにちっちゃいリラックマのぬいぐるみ買って帰宅したら、カミさんは呆れとったんですが、よくよく見ると「この可愛らしさはなんなのか?」と、今じゃカミさんのがお気に入りのよーです。

 三社見積もりが終わった時点で、どこも僕の手取り一か月分近い金額を提示してきまして、気のふれた部屋でカミさんはため息をつき、僕ぁ脇の下から汗が止まりません。
が、次に来訪した業者が、搬出・搬入の時間帯を業者側に任せることを条件に、十万以上安く見積もってくれました。
大手ゆえ、おそらくは搬入後、近場で予約が入れた客が居るんでしょーね。
相場をはるかに下回る金額に心配はありましたが、建物管理の業者が紹介したとこゆえ下手な手配はせんだろーと了承しました。
管理会社は色々ありますが、仕事で昔「絶対に怒らせてはいけない会社」の一つとして上司に教えられたとこなんで。
「入居者からクレームがきた!以後、オマエんとこの○○支店には客の斡旋はせん!」ってなるのは一番避けたいはずですから。

 しかし、プロのミュージシャンや役者さんからも「その格好で函館歩いてたら、みんなどう思いますかね」と言われますが、世の中狂ってんだから、故郷に引っ込んでも明るく楽しいクレイジー・ワールドを繰り広げたいと思っとります。



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