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そなたこそ、天下無双のセンズリストよの、パットン!2

2009年02月28日 01:00

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。

あー、先日、マイク・パットンについて触れたんですが、
その後、Amazonで1990年のライブとPV集のDVDが二枚組2,350円で売ってるの見つけました。

「なぁんで安いのかなぁ」と思って商品詳細見たらリージョン・コード1でした。PCで観られるけど日本向けDVDプレイヤーじゃ再生でけませんよっつーことですね。

この手の「お得だけど安すぎやしねーか?」っつー作品は、大体、リージョン・コードや規格(NTSCじゃなくPALとか。)が違うか、お粗末な内容かのどっちかです。どっちもの場合もありますが。

が、ライブ・ディスクは音源がCDでもありまして、音質は良かったんで即買いしました。



 多分、本来のステージはあと数曲多かったと思われるんですが、ライブ・ディスクは良かったです。

で、PV集は、彼らの代表曲は大体見たことありますし、CDで聴いて「可もなく不可もなし」っつー曲のもあったんでそのまんま放置しとりました。

ほいだらですね、マイク・パットン主導になった頃からのPVが秀逸で驚きました。

てか、このしと、ポルノ・マニヤであると同時にかなりの映画マニヤだったかと。

テメーのバンドにミスター・バングルとかピーピング・トムなんて名前つけてますし、ファントマスじゃ映画のテーマ曲をカヴァーしたアルバム作ってましたし。(有名作品のテーマが何曲も収録されているが、思い入れのあるファンは度肝を抜かれるアレンジなので購入は自己責任で。)

流石にコンテ描いたりディレクションはしてねーでしょーが、映画仕立てのPVでの演技がミュージシャンとは思えねーっつー。映像の質感も僕の好きな系統です。(カルト・ムービー扱いされてる作品っぽいってことだな。)

ドッペルゲンガー登場やら幻覚ぐにょぐにょなデイヴィッド・クローネンバーグっぺーAshes To Ashesもええんですが、主演パットンのStripsearch
がツボでした。収録されてるアルバムがイマイチだったんで「こんな雰囲気ある曲だったっけ?」と映像のおかげで最後まで聴かせられて驚いたこともあり。

取り押さえられて銃口突きつけられるまでの動きや、その後、頭を撃ち抜かれると思われる寸前の表情が迫真の演技でして、いやー、なんでここまで多才なのに斜め上行くかねぇ、と。

ほいだら、やっぱ何本か映画にも出演しとるよーでして、デイヴィッド・ボウイとまでいかなくてもビリー・アイドルくれーの役とか見せ場貰ってんのかなと思ったらセリフがねーうえに一瞬映るだけらしいです。

勿体ねーですねぇ。このしと、キチガイを演じてると思われるときの目つきとか見習いたいと思いますし(見習うとこがなんか違うんだよなぁ。)声使わせたらハンパねーもん持ってんで、サイコ・ホラーでシリアル・キラー役とか、パニックもので奇声を発しながらエイリアンとか未知の生物に殺される役とかぴったりだと思うんですが。

Mike patton Solo


↑見事なセンズリストっぷりですね。ハードなセンズリを見せつけられた気分です。



 発表当時、日本でも売れてノラ・ジョーンズやマッシヴ・アタック(他にもジョアン・ジルベルトの娘等も参加。)と共演したからかピーピング・トムは国内盤もリリースされましたが、その後のプロジェクトや彼の参加作品についてのニュースを目にしねーのが残念です。(不意に検索すると新しい音源がリリースされてたりするんだな。)

てか、フランク・ザッパみてーに音楽性多種多様、多才な奇才を目にするこたぁ殆どねーと思いますんで、来日してくんねーですかねぇ。

んで、媒体はどこでもええんで、日本のAVにも精通しているパットンに、飯島愛の訃報についてとか、昨今の飽和状態金太郎飴なAVについてどう思ってるのかインタビューして欲しいですねぇ。いや、真面目な質問するとちゃんとした答えが返ってくる頭脳の持ち主でもあるんですが。



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