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「激動の一年」って言葉どうにかしろよ。

2012年12月29日 16:31

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
えー、今年もまもなく終了ですな。
僕ぁ、先月のイベントのあと、知人の葬儀に参列したり、入籍したりとバタバタしております。
でね、毎年耳にするんですが「激動の一年が終わろうとしています」っつー一言。
いやー、ホントの激動の年は来年以降からでしょ。能射放のことだけじゃねーですよ。
んなわけで、平々凡々してられるうちにと、先日白いロンドン・ブーツ買いました。うはは!
カミさんからクリスマス・プレゼントに渋谷のベルボトム屋特製、黒いヘビ柄ベルボトム貰うたんで。
ウェスタンよか下駄とかロンドン・ブーツのが合う縫い返しと裾幅ゆえ「1970年代のリッチー・ブラックモアっぺぇな」と白。

 お話変わって、イベントの準備で行けなかったんですが、デンマークのバンド、プリティ・メイズの来日公演。
昔は新譜出す毎に観に行ってたんですが、迷走気味になってからチェックしておりませんで、なんと約十一年ぶりの来日と。
彼らに限ったことじゃねーですが、ヨーロッパ諸国のバンドってSFにありがちな未曾有の危機と再生をテーマにする傾向が強い気がします。
プリティ・メイズも、初期から「核戦争後の世界」とか、ベトナム戦争の枯れ葉剤作戦をテーマにした曲やらやってましたが、1990年代中期からアルバムまるごとそういったテーマに変遷しましたね。
核シェルターから地上に出てみたら、世界はまるで見せ物小屋のよーになってたり。
んで、そーいった世界観から「原発事故で今回は来ねえか」と思ってたら来てくれたっつー。
どーやら、結成三十周年を記念してのセットリストらしく、来日時とほぼ同じ曲目の最新ライブ盤に付属されとるライブDVD観たら凄かったですねー。
ギターのケン・ハマーは別人みてーに太りましたが相変わらず安定しており、ボーカルのロニー・アトキンスは体しぼって十数年前より声出てましたね。
無理して行けばよかった。嗚呼。
ミュージシャンだからとか、プロだからとかじゃなくてですね、老いや肥満を逆手にとって格好良く見えるのもナイス・フィーリングですねぇ。
僕も来年春には不惑の射程圏に入りますから、オッサンになってもカッチョエエっつーより「俺は俺」っつー存在感なのか異物感なのか、んなこたぁどーでもええや、かくありたいですな。
んなわけで、一曲観てみましょーか。

<PRETTY MAIDS LIVE 2011 - Back To Back>




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