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スーパーで特売品を買い漁る主婦のようにドアーズやマイケル・シェンカーのCDを買った。

2011年07月28日 17:06

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、円高ですな。
ええ、いくつも資産抱えたり、投資とは無縁な僕ぁその一言です。
米ドルが1ドル89円台の頃に卒倒しそーになりましたが、最近じゃ77~78円の行ったり来たりに慣れました。
で、人生落とし穴の次に落とし穴です。
万が一、職を失い、ブラックな派遣会社に登録するよーな生活になったら、冗談抜きでその日暮らしです。カップラーメンが五百円とかになっちゃたりしたら目も当てられねーという。

「はい、ハンクです」

「仕事の求人がありましたのでご紹介の電話です」

「え!?ぼ、僕でもできますか?」

「ええ、一日数時間の簡単なお仕事ですよ。日当14,000円です」

「マ、マジっすか!わぁ、久し振りに酒飲めるわぁ」

「えっと、勤務先ですが、福島第一原発です

「なんだって?桁が一桁以上違いません?」

「(声色が変わり。)ぐだぐだぬかすんじゃねえ、落ちこぼれ!とっとと行け!

「ううっ...」

いや、ありえねー話でもねーです。
中国の新幹線に乗る時みてーに、ヘルメットやらと一緒に遺書も携行しちゃいますね。
(あのヘルメット被って新幹線に乗っている写真がヤラセではなかったら、「乗るなよ!」と思う。)

 んなわけで、「注意深く見つめる」だけなら誰だってできんだ!世界の終わりだ乱痴気オメコ!っつー具合に、慎ましい大人買いしました。
本国や詩的な歌詞への評価か、ドアーズは未だに熱狂的なファンが多いです。
日本じゃ上記の理由で「歌詞のどこがどう深いの?」と売れず、国内盤は滅多に再発されねーか、長生きするのはベスト盤くれーです。(ロックのスタンダードだから持っとけという。)

 ドアーズは2007年にデビュー40周年記念とし、ボックス・セットと各アルバムを再度デジタル・リマスター、リミックスしました。
が、最初にデジタル・リマスターしたのは、「五人目のメンバー」とも言われるプロデューサー、故ポール・ロスチャイルドの手がけたもんのアナログ盤を極力忠実に再現を目指したもんでした。
彼が「五人目のメンバー」と呼ばれる理由は、ビートルズもまだ導入してなかった設備をスタジオに構築したり、鬼のよーなリハーサル、そしてバンド迷走期にはジム・モリソンのノートを漁って歌詞を作ったり、アウトテイクから声を拾ったりして大作Soft Paradeの完成に貢献しとるからです。
ジム・モリソンの脱退が決まった直後に制作された『LAウーマン』以外に関わってます。
(リハーサルにおけるバンドの怠慢さ等が原因で決別した。しかし、皮肉なことに『LAウーマン』は本国で「迷走していたドアーズが復活した!」と批評され、シングルRiders On The Stormもチャート・イン。その朝にジム・モリソンの訃報が報じられた。)

 1980年代に入り、ドアーズと再会したポール・ロスチャイルドは、お互いの意見やらの行き違いを詫び、関係は修復されました。
最初のデジタル・リマスターには安物プレイヤーとスピーカーの僕でも唸るもんでした。
流石「俺はこのバンドをビートルズを超える存在にしてやる」と当時意気込んでいたからか、いずれも「こんな音鳴ってたんだ」とか「ジム・モリソンの歌唱力の低さを誤魔化すのにリバーブかけすぎじゃん」(元々モリソンはパーカッション担当で、シンガーになったのはデビュー前年あたりから。そのため、デビュー作はまだ青臭い。)とか、見事なもんでした。
試しにエド・サリヴァン・ショーので歌唱力を確認してみましょー。てか、どー見てもガンギマってますが。ジム・モリソン。
「ハイにさせてくれ!」っつー「金太の大冒険」ばりな言葉狩りより、彼の目つきがヤバいっつー。
それでもカッチョエエのは天賦の才っつーもんです。
jim+morrison.jpg

<ハートに火をつけて/The Doors>



んなわけで、再度リマスリングするだけじゃなく、リミックスも施すっつーのに「ありえん!」と思ったもんです。
手がけたのはポール・ロスチャイルドのサポートをしていたブルース・ボトニックっつーこって、レコード会社が勝手にやったもんじゃねーのがまだ救いですが。
んで、このリマスター盤、マニヤの感想を読んだら「Light My Fireのテンポを速くしてる」等、総じて「やらなくてもよかったよ」的な内容だったんでビンボーな僕ぁ手を出しませんでした。

 先日からジョギングを再開し、走り込みも織り交ぜたセットにしたら、見事に太股と下腹が筋肉痛になりました。
んなわけで、休日ながら「アイタタタ!」と言いながら、ギター弾いたりネットを閲覧したりの引きこもりです。
ほいだら、上記のリミックス版(と思われる。)リマスター盤が米Amazonで約575円でした。
しかも、各作品、アウトテイクや過去にデジタル・リマスターされてねーと思われる既発の未発表曲なんかがボーナス・トラック入りで。
全作品とオマケDVDを付けた豪華装丁なBOXセットは9,000円くれーするんで、送料無料になるまで、似たよーに「持ってたり、持ってなくても駄作扱いされてる作品をボーナス・トラック目当て」やらを理由に575円CDを注文しました。(25ドルで送料無料)
ドアーズは思い入れが強いバンドなんで、届いたら1stくれーは過去のリマスター盤と比べたレビューを書きてぇと思います。

 お話変わってマイケル・シェンカー。
彼は欧州や日本で人気だからか、米Amazonより値段が安いです。(=在庫が潤沢なので安くできる。)
んで、過去にデジタル・リマスターされた際、『限りなき戦い』にUSバージョンのテイクが数曲ボーナス・トラックとして再発されました。
なんでも、アナログ盤の初回プレスはUSバージョンと呼ばれるテイクだったそーなんですが、それ以降の再発、CD化以降は違う音源だそーでして、一聴して別物とわかるそーで、USバージョンのが良好だそーです。
僕ぁ上記国内盤を買いなおそうか悩んだんですが、曲の優劣が激しいんでやめました。
ホントは、前作『黙示録』に続いてグラハム・ボネットがヴォーカルだったはずなんですが、泥酔してステージに登場し、チンポ出してクビになったため急遽前任者のゲイリー・バーデンを呼び戻したこと、また、この頃のマイケル・シェンカーは恋人と痴話喧嘩して自慢のブロンドを恋人の眼前でぶった切る、インタビュアーの前でコカインを吸い込む等々、第二期イカレポンチだったこともあると思います。(第三期は新興宗教入信や途中でステージを下りる等。)
Michael-Schenker.jpg
で、チェックしたところ、海外盤は初回プレスのアナログ盤全曲をデジタル・リマスターしてボーナス・トラックにしとりました。
お値段なんだかんだで約700円。迷わずカートへGo!です。

 多分、酔っぱらって弾くのもあると思うんですが、ギターを一生懸命練習してた頃にコピっただけあり、『限りなき戦い』収録のCaptain Nemoは指が覚えててくれつつ、昔弾けたメイン・テーマをよくしくじります。
んで、Emのキーでブルースのループを流して即興で弾くんですが、ブルースええですね。
弾く度に違った展開や簡単な同じフレーズを繰り返すとか、他人様に聴かせられるもんじゃねーですが、一見制限がある繰り返しながら、その奥には無限大の自由が広がってるっつー。
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