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The Cowboy Song(シン・リジィのではない。)

2009年09月27日 19:59

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。

あー、前回の記事
のとーり、体調も良好、酒は美味えし食欲もあるんですが、医師が「チミは検査の結果インフルじゃねーです」っつー証明貰ってこねーと出勤できねーでおります。

部屋片付けは貧乏性からくる「いつか役にたつかも知れない」と、捨てないでおいたもんを分別して捨てたりしまして、これからが本番です。

結構おもろいもんが出てきました。空山基の画集とか、冴島奈緒がヌード写真集を再開した一冊目とか、ギ装置R
が昔、一週間くらいバイトしてた古本屋でセクハラのつもりでレジに置いた池野瞳の写真集とか。今でも覚えてますが、恥ずかしげもなくAV女優の写真集をレジに置いたときの、ギ装置Rの「(吹き出しそうになりながら。)な、七百円になります」っつー応対は鮮明に覚えてます。

空山基の画集は、エアロスミスが『ジャスト・プッシュ・プレイ』で彼の作品を使用したから買ったんだと思います。ただし、彼らの作品中、一、二を争うダミなジャケットだと思いますが。

国内より海外で人気のイラストレーターさんなんで、勿論洋書です。

Amazonとかなかった頃は、洋書専門店とか行かねーと手に入らなかったんですよね。

服なんかも、色褪せて外出するときゃ着れねーよーなもんも「素寒貧になったら着るかもしれない」と捨ててなかったっつー。ホント、僕、根本的に貧しいしとなんです。

あ、でもボーラー・シャツは取っとこう。ベルボ履くときに着よう。



 部屋片付けしつつ、ギターを弾いとりまして、頭ん中にあった曲を、まずはコードをアルペジオで弾いております。

キーはAmでAメロはAadd9→C→(二回リピート。)→E、BメロはAadd9を続けてサビ前のパートへの繋ぎにD→Eときて、F→G→Amとか盛り上げてサビに移行しようかっつー。

骨格ができたら色々いじるつもりですが。

非常にシンプルだと思います。理由は、シンガーが歌いやすいようにっつーもんで、それで歌メロが出来たらアレンジしてこーかと思うからです。

僕もヴォーカルの経験があるんでわかるんですが、ミックと何度かスタジオ入ってみて、カッチリしたアレンジで「これに歌メロつけて」っつーと「歌えねーよ」と痛感したので。

今回、やろうとしてた曲で、とあるバンドの曲なんですが、メジャーなのに音の力学的に、所謂「裏の拍」ってやつですね、そこにマイナーの性格付けをする音を混ぜてまして、弾いてる僕ぁ「よく考えてるなぁ」なんですが、ミックは「ハンクさん、歌いづらいです」と。確かに、オリジナルでそこのギター・パートは音量低めでミックスダウンされてます。

AmでAm→Cじゃなくて、Aadd9→Cにしてるのは、曲が完成したときの雰囲気と最後にAメジャーで終わろうかと思ってるからです。

てか、Aadd9→Cっつー進行は、マイナー・キーであるのに更に憂いを増す移行だと思いますんで。



 ミックは再就職先のまっとーな職場でのストレスとか、「コンセプトにもよりますが、機会があれば一度はやってみたいですね」とも言い、モチベーションが下がっておりますが、僕ぁやる気満々です。

最悪、歌メロは僕が考えてもいいと思ってますが、彼がどんな歌詞を乗せて、どう歌うか興味があります。

僕、才能のある奴は個人的に「それはいけない」と思う類のもいますが、社会不適合者でも偏見とかもたねーですから。実際、僕が「こいつは変だ」と虐げられてきたことが何度もあるんで。

マイノリティ気取りじゃねーですが、僕ぁ歩く異物っすから。

もし、僕が自分の才能だけで食ってける身分なら「変わってますね」「エクストリームですね」っつーのは褒め言葉ですが、ハイパー・メディア・クリエイターとか「じゃあ、俺はウルトラ・ハイパー・メディア・クリエイターGTを名乗るわ」みてーにいかがわしい肩書きで食ってねー以上、仮に「この娘っこを突きまくり、い、いや、この娘とつきあいたいなぁ」と思っても「でも、俺ピクルスみてーにおかしな奴だし」と引っ込み思案になるわけです。

とはいえ、「コイツ、イカレてる」「クスリやってるって絶対」(今はアルコールとニコチンはやってるから半分間違いじゃないが。)とか後ろ指指されよーともですね、ルサンチマンみてーなのはねーです。「いいよ、わかったよ。俺が生きにくい世界に生まれたんなら、テメーが納得できるよーに生きてやるよ。だって、俺、男だから」と思っとります。But me, just a man!でございます。



 曲の骨格をなぞっててて思ったんですが、後半に考えてるギター・ソロのパートがどっかで聴いたことあるなぁ、と。

部屋片付けの最中、寺山武一のコブラ・ガールの画集とか開いて「これ、絶対、誰かの曲だ」と思い出そうとしとりました。

僕が作編曲を学ぶ上で最も尊敬してた講師曰く「パクリっつってもね、故意にフレーズとかと完全にコピーしない限り、どっかでその人の個性が出ますから、それはパクリとは言えないと思うんです。だから僕は好きな曲のイメージを元に作った曲をパクリとは思いませんね」。

しかし、テメーのアイディアなら「お、俺、もしかして才能ある?」と思いますが、どっかで聴いた曲の記憶がアイディアを放りだしたなら、元を見つけねーと気がすまねー性質です。



ありました。



フェイス・ノー・モアのCowboy Songっつー曲です。シン・リジィのカヴァーじゃねーです。DVDと同じ音源にて曲順が違うライブCDのボーナス・トラックの一曲だったやつです。

この曲、この後リリースされた『エンジェル・ダスト』に何故、再収録されなかったか不思議な佳曲です。

「ミクスチャー・ロックの元祖」とか「変態バンド」とか形容されつつ、ストレートなメタル調の曲や、ブラック・サバスのカヴァーもやってますが、この曲が一番普遍的なロックっつーかまともな気がします。ギターのジム・マーティンが弾きまくってることも含め。てか、今年再結成したメンツにジム・マーティン入れなかったんすかね。ツアー限定なら、セットリストはジム・マーティン在籍時の曲が中心になるわけで、初期レッド・ホット・チリ・ペッパーズに影響を与えた「メタルの音でファンク」とか、そーゆーことしてたんで、是非ライブ・アルバムをリリースして欲しかったんですが。



The Cowboy Song/Faith No More



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