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あの人は今~メタル・シンガー編~

2009年08月01日 23:11

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。

北海道出身です。ジンギスカンてか、羊大好きです。秋刀魚、ホッケ大好きです。ガキん頃から食ってこともあり。

でも、ジャガイモはどうかなぁ?嫌いじゃねーですが、主食だった覚えはねーなと。

あー、未だに「どこで何をしとるのか?」と思うのがフラットバッカー~EZOのヴォーカルだった山田雅樹です。

結構前に、フラットバッカーがメジャー・デビューする前(1983年頃?)のライブ映像見ました。

セッティングの最終確認みてーなとこから始まりまして、間をもたせるために「30分しか時間ねーけど」とかなんとか言いながら、こんなこと言ってたと思います。



「トーキョーの人ぉぉ~、声が小せぇぞぉぉ~。俺は(北海道出身だから)芋ばっか食ってっから声はデケェんだ。オォ~ラァ~ィッ、トーキョーの人ぉぉ!



北海道出身のしとしかわからんですが、僕や、それより上の世代のしとは本州のしとのことを「内地の人」と呼びます。沖縄のしとが「本土の人」と呼ぶのに似てますね。

ああ、一見、破天荒な歌詞やヴォーカル・スタイルだけど、ここらへんは気を遣ってんのかな?と思いました。プロレスラーのタイガージェット・シンが実は理知的な実業家でもあるっつーのと同じで。

恐らく、バンド周辺の関係者か熱烈なファンが撮ったと思うんですが、音質はイマイチながらも、いや、だからこそ、山田雅樹の凄みが出てるんですが、フェイクしたり音を外すとこがなかったです。とんでもねーなっつー。



 僕、山田雅樹の声好きです。

アクセル・ローズみてーなフリーキーな声をアクセル登場以前から前面に出してたり、何気に力まねーとオールラウンドな歌い方ができるんだ(EZOのKiss Of Fire等。)っつーとこが「たまげたなぁ」と。

一応、フラットバッカー~EZOときてラウドネス時代もメタルメタルしたスタイルでしたが、実はどんな曲でも歌えるシンガーだったんじゃねーかと。

まず、何がすげぇって、メタルのシンガーって「どんだけ高いキーが出せるか」とか「正確かつ均一にメロディをなぞれるか」とかが上手い下手の評価につながりがちですが、ヴィブラートのかけかたがたまらんという。

こうね、フランジャーかけたみてーな人間離れしたよーなヴィブラートって日本人どころか海外のシンガーでも滅多にやる奴いねーだとっつー。

んなわけで、僕ぁラウドネスがオリジナル時代のメンツ戻ってから、彼の動向を探ってたんですが先日、最新情報を知りました。(でも、一、二年前なんだろうな。)



 僕が知る限り、EZO解散後にアメリカに残ってパツキンのカミさんと結婚、ラウドネス加入→脱退、んでもって、スネイクバイツ(だったかなぁ。)なる自身の音楽プロジェクトで活動中ってとこまででした。

ほいだらですね、スネイクバイツはどーなったか知りませんが、現在はバンドの一員として音楽活動をしているそーです。ベーシストとして。

「えぇっー!」って感じですが、どーなんすか、これ?

シンガーでありながら、EZO時代からキリング・ジョークが好きとか言ってたんで、嗜好は幅広いのかもしらんですが、メタルも普遍的な曲も歌いこなせる声と体を捨ててベース弾いてるって、ちょっとショックです。

いや、ホント、僕の中学、高校時代のヒーローですから。今聴いても(曲調等は別として。)ショッキングなわけですし。



DEATHWISH/FLATBACKER(Live)



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