2ntブログ

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

三十路の努力は二十代の倍

2009年10月02日 21:51

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。

あー、先日、職場にて、娘っこやボンズと話をしておりましたら、っつーか、僕ぁ殆ど聞き手でたまに下ネタ言うくらいですが。

んでですね、彼彼女が大いに同意してたのが「美醜じゃない。努力しないでやさぐれたり、諦めきって他人の粗探しに懸命になる女はダメだ」っつーもんで、これは男にも言えると思います。

いや、別にこの歳になって恋愛ごとについて語りてーわけじゃねーです。僕、「愛とは何?」と聞かれたら、「ああ、チンコをまんちょこに突っ込むことさ」とか「玄関開けたら二分でコーマンとか即答する奴ですから。

プロになりてーとか、ネーチャンとヤリまくりたいっつー気持ちはねーくせに、音楽やるっつーと色々努力したくなります。

まずは見かけからでして、去年、三ヶ月で10kg痩せまして、リバウンドしねーよーに運動量と食事のバランスを試行錯誤しながら、急激に痩せた頃に苦しんだ貧血と低血圧に陥らない程度に戻しました。これで酒飲まなかったら同じ体重でももっとスッキリしてると思うんですが。

まあ、痩せようと思った理由の一つは着たい服が似合う体付きになるためだったんですが。

んで、ミューズィッシャン=痩せてるっつーイメージがありますが、「メタルやってんですか?」とか「パンクやってんですか?」じゃなくてですね、「一体、どんなのやってんだろう?」と思われるよーな着こなしや雰囲気が出るよーに無意識の努力をしとります。てか、ファッソンには疎いんで、テメーの直感で選んでますが。

これ、すげー難しいと思います。

例えば、フランク・ザッパは服装に無頓着に見えて見るしとを攪乱します。

「ああ、確かにミューズィッシャンみてーですね。でも、ピンクのポロ・シャツにドカンみてーなジーンズってどんなのやってんですか!?」っつー。

しかもまた、それが似合ってるのが恐ろしいという。いくら、僕が「ザッパってすげーよなぁ」とか思っても、ピンクのポロ・シャツの時点で僕が真似たら単なるキチガイですから。

かくして、たまに僕ぁ、メガネドラッグに憧れてるけど未経験なクソガキに売人と間違われますが(こんなわかりやすい売人いるかよ。)、テメーに合ったもんや身のこなしを意識するよーになりました。

だって、カッチョイイとかワルイとかじゃねーんですよ。カッチョワルイならワルイなりにエクストリームじゃねーとダミなんです。

昔、とあるライブに行って、「なんだ、この肥えたのび太くんみてーでそこらにいそーな奴は?」と思ったら、無茶苦茶すげーギター弾いてたまげました。でも、ギター弾かないしとにとっちゃ「なんだよ、眼鏡デブが人殺しみてーな目でギター弾いてるよ」なわけです。

とあるバンドのベーシストとも話したんですが、デブならデブでレスリー・ウェスト(マウンテンのギターだな。)みてーにそれを活かさねーといかんと思うんですが。



 ミューズィッシャンの見てくれは体型、服装、身のこなしだけじゃねーです。

楽器の見てくれも重要だと思うのです。

僕、ちょくちょく「ああ、ストラトだと下手な俺は火に油だから、レスポールにしたいな」と思ってもですね、身長172cmちょいの僕がゴールドトップのレスポールを低めに構えても滑稽なだけです。僕ぁ三枚目顔ですが、超美形であっても、180cmくれーの身長かつ手足が長くねーとカッチョヨクねーですから。

更に、ギターはあんま下に下げて構えると高音域を弾くのに苦労します。なので、下手くそな僕ぁギターのボディが斜めにならない高さ(斜めになるとピッキングを活かせない。)でオールディーズみてーなポジションで弾くことにしてます。

んで、ギター本体ですが、メインで弾いてるのはストラトでも、人気の茶・黄・黒・ピンクじゃなく、メタリック・ブルーです。フェンダーUSAのモデルじゃ珍しいカラーだと思います。

それにピックガード(本体にネジ止めしてあるパネル。)をシルバー、できればミラー加工されてるやつに交換しようかと企んでおります。

ミラー加工のピックガードっつーと、シン・リジィのヴォーカル兼ベースのフィル・ライノットでして、彼はスポットライトを反射させて女性ファンを照らしながらセクシャルなMCをしとりました。(「めんこい(可愛い)娘はいねがぁ~?」とか「俺はアイリッシュだ。この中にアイリッシュの娘はいるかい?」等々。)

僕ぁギターの引き出しが少ねーんで、モジュレーション系エフェクターや多機能ディレイに装備されてる「曲がった音」を飛び道具にしとります。んで、シンセサイザーのつまみをぐりぐりいぢったときみてーな音出す時に、照明をピックガードに反射させたら面白ぇだろーな、と。

『知覚の扉』の著者オルダス・ハクスレーがストロボを連続して暗闇で焚くと知覚に影響を与えるっつー実験をしとりましたが、それのソフト版ですね。

なんか、若造ちっくな考えですけど、三十路を越えてテメーにあった体型(痩せればいいというものでもなく、ガチムチになればいいというものでもない。)を維持するって大変なんすよ。しかも、僕ぁ酒飲みますし。

一緒にやってるミックっつーイカレポンチはどんだけ食っても体脂肪上昇しねーガリなのに筋肉質な奴ですが、彼と一緒にステージに上がるなら、奴との対比で僕ぁメタボじゃねー一回り大きい体付きで後方に立ってなきゃダミだと思いますし。

てか、ギターも練習しなくちゃです。毎日、仕事の行き帰りに新宿と職場を徒歩で往復しとりますが、極力いいギターの曲を聴いとります。



Muffin Man/Frank Zappa




腕前はエイドリアン・ブリューのが上でしょーが、てか、ザッパのギターを際立たせる脇役としていい仕事してると思います。ザッパのギターもメタル・ピックで弾いてると思えねーくらい情感豊かですし。
関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://soulkitchen03.blog.2nt.com/tb.php/172-38d035c5
    この記事へのトラックバック



    QLOOKアクセス解析