2012年06月22日 19:19
こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、カミさんの実家に行ってきました。長野です。
アルカイダみてーな風貌で行ってきました。
僕の故郷は漁村ながら、温泉はありますし、振り向くと山なんで感慨深いもんがありませんでしたが、やっぱ標高が高いんで空気や水のの美味さは別物でした。
実は、前日まで僕ぁ数日腹を下しておりまして「ぬおぉ、郷土料理作って待ってるっつーのに食わなかったら失礼だろう!」とナーバスでした。
が、カミさんの実家に着く頃には収まりまして、しっかり食えました。
初日は、カミさんの親友が生肉屋っつーんで、カミさんの生まれた木曽まで行って馬肉を買いました。
木曽地方のしとじとは気さくで、僕の故郷でも見られた「いいとこに来た!ほれ、これ持ってきな」っつー古き良き風習が残っとりました。
あと、首都圏じゃ今年は見かけないツバメが子育てしとりました。
実家に戻り、晩飯を食っとると、カミさんがママンから「信州の女がこんなに肌を荒らしてどうするね」と言われました。
はい、長野に行く一週間ほど前にネット上でキセノン(原発の臨界前に出る物質。)が検出されたっつー情報がありまして、その数日後からカミさんは顔を痒がり、僕も腕やら痒くなり水下痢するよーになりました。
が、帰省翌日からよくなり、いくら食事を創意工夫しても消えなかった目の下のクマが消え始めました。
長野もピンポイントで汚染されとる地域があるそーですが、環境の変化恐るべしです。
僕も、関東にいるとスパイス効かせた料理じゃねーと大食いできねーのに、食欲が震災前のもんに戻りました。
翌日、前日の長距離移動や天候の変化が祟ってか、カミさんのママンが寝込んじまいました。
「胃腸が動いていない感じ」っつーんで、近所のスーパーで健胃や整腸に効くスパイスを買ってきて生姜と一緒に煮出したもんに砂糖を溶かして飲ませました。
「これは対処療法みたいなものですから、改善しなかったら病院に行きましょう」と言い、大雨の中、僕ぁカミさんとネット上でも有名なソースカツ丼(単にカツ定食を乗っけたものではなく、各店独自のソースを絡めたトンカツを載せている。)の名店に行きました。
こ、こんなところにメメクラゲがいるとわ...。
ガロってやっぱアノ『ガロ』から拝借したんでしょーか?
で、頼んだのはミックス丼大盛り。
なんでも、食いきれないしとが多く、残りをパックで持ち帰るとか。
はい、あっさり完食しました。
並をたのんだカミさんは、最後のエビフライに手が付きません。
「がんばれ、ちよじ!がんばれ、ちよじ!」(マニアックなネタだな。)
僕が応援しとると、「赤い靴を買ってくれるのですね?」と言い、なんとか完食しました。
カミさんは付き合いだしてから、つげ義治や山野一、ねこぢるなんかを勧めたらハマッてしまったのです。
なんでも、御当地B級グルメ名物として色んな店がソースカツ丼を出すそーですが、味は「一回食ったらもういいや」でした。
おそらく、その店が開店と同時に満席になり一時間近く待つのは、写真のよーな盛り付けとボリュームからかと。
カミさん曰く「ソースも肉ももっと美味しい店がある」と。
長野の伊那、駒ヶ根には他にもローメンっつーB級名物がありまして、こりも店によって味が異なるそーです。
どこでもそーですが「元祖○○」っつー店がありまして、1955年に汁付きを発案した店がホントの元祖でして、汁無しの元祖へ食いに行きました。
で、こり、チベット経由でネパールに伝わったチョーメンとほぼ同じです。
ネパールのはトマト・ベースでマトンと野菜が入ってスパイシーな味付けですが、ソースやら薬味で好みの味にする点が異なるかな、と。
僕ぁ「んー、醤油ベースで焼きうどんっぽくすれば美味いのに」と思いました。
ただ、セットで付いてきた馬のホルモン煮が美味でして、ありゃ定期的に食いたいもんです。
昔、僕の祖母が生きていた頃、白菜と身欠きニシンの漬物を毎年師走に仕込んとしました。
で、正月に食うわけなんですが、これがふわっとした酸味で癖になるっつー。
他の家でも真似しましたが、旨みが出ないという。
どーやら、古い木造の倉庫で寝かせておくのがポイントのよーでした。
「ああ、また食いたいなぁ」と思ってたんですが、同じ味と再会しました。
すんきと呼ばれるカブを使った漬物なんですが、こりがガキの頃くった、鋭角じゃなく丸い酸味がして美味い。
なんでも、一定の標高で発酵することによって植物性乳酸菌が繁殖した結果、そーゆー味になるそーです。
なので、作られる地域は限られており、また、各家によって味が異なるっつー。
全国的に知られるよーになってから食いたがるしとは多いそーですが、蕎麦の薬味やらならともかくそのまま食って「また食いたい」っつーしとは皆無だそーで。
僕ぁ、ムシャムシャ食いましたけどね。
しかし、カミさんのママンは気を利かせすぎです。帰京前日の食卓にはこれが出てきました。
はい、イナゴの佃煮です。
どーやら、長野ではイナゴの佃煮が冷蔵庫に常備されとるよーです。(嘘。現在では土産物としての扱い。)
なんでも、現地のしとからしてもイナゴと蜂の子は美味いそーですが、蚕の蛹とざざむしは不味いと感じるよーです。
んなわけで、イベント用に蚕の蛹を買ってきました。
どこまでホントかわかりませんが、汚染地域と汚染されていないor汚染が少ない地域を行き来すると、体調が改善されたり体調が崩れるしとがいるそーです。
ええ、帰京して真っ先に出ました。なんか、長野に行く前より体調が崩れた気が...。
カミさんも消えかけたクマが復活し始め、なんだかなぁ、と。
しかし、以前、当ブログを頻繁に更新しとった頃「どえれえことになったがな」な内容が続きましたが、そろそろ現実を直視する時期じゃねーかと。国内だけじゃなく、海外にまで影響が出始めてんすから。
タイやらベトナムやらに日本国内じゃ流通できない汚染米を輸出とかネタですか?ガチですか?
なんかね、変なんですよ。以前は放射能汚染を恐れてたしとが見て見ぬふりするよーになったりですね、
フツーは逆で、楽観してきた層が「ヤバイんじゃねーの?」と考え方が変わる頃かと。
あー、カミさんの実家に行ってきました。長野です。
アルカイダみてーな風貌で行ってきました。
僕の故郷は漁村ながら、温泉はありますし、振り向くと山なんで感慨深いもんがありませんでしたが、やっぱ標高が高いんで空気や水のの美味さは別物でした。
実は、前日まで僕ぁ数日腹を下しておりまして「ぬおぉ、郷土料理作って待ってるっつーのに食わなかったら失礼だろう!」とナーバスでした。
が、カミさんの実家に着く頃には収まりまして、しっかり食えました。
初日は、カミさんの親友が生肉屋っつーんで、カミさんの生まれた木曽まで行って馬肉を買いました。
木曽地方のしとじとは気さくで、僕の故郷でも見られた「いいとこに来た!ほれ、これ持ってきな」っつー古き良き風習が残っとりました。
あと、首都圏じゃ今年は見かけないツバメが子育てしとりました。
実家に戻り、晩飯を食っとると、カミさんがママンから「信州の女がこんなに肌を荒らしてどうするね」と言われました。
はい、長野に行く一週間ほど前にネット上でキセノン(原発の臨界前に出る物質。)が検出されたっつー情報がありまして、その数日後からカミさんは顔を痒がり、僕も腕やら痒くなり水下痢するよーになりました。
が、帰省翌日からよくなり、いくら食事を創意工夫しても消えなかった目の下のクマが消え始めました。
長野もピンポイントで汚染されとる地域があるそーですが、環境の変化恐るべしです。
僕も、関東にいるとスパイス効かせた料理じゃねーと大食いできねーのに、食欲が震災前のもんに戻りました。
翌日、前日の長距離移動や天候の変化が祟ってか、カミさんのママンが寝込んじまいました。
「胃腸が動いていない感じ」っつーんで、近所のスーパーで健胃や整腸に効くスパイスを買ってきて生姜と一緒に煮出したもんに砂糖を溶かして飲ませました。
「これは対処療法みたいなものですから、改善しなかったら病院に行きましょう」と言い、大雨の中、僕ぁカミさんとネット上でも有名なソースカツ丼(単にカツ定食を乗っけたものではなく、各店独自のソースを絡めたトンカツを載せている。)の名店に行きました。
こ、こんなところにメメクラゲがいるとわ...。
ガロってやっぱアノ『ガロ』から拝借したんでしょーか?
で、頼んだのはミックス丼大盛り。
なんでも、食いきれないしとが多く、残りをパックで持ち帰るとか。
はい、あっさり完食しました。
並をたのんだカミさんは、最後のエビフライに手が付きません。
「がんばれ、ちよじ!がんばれ、ちよじ!」(マニアックなネタだな。)
僕が応援しとると、「赤い靴を買ってくれるのですね?」と言い、なんとか完食しました。
カミさんは付き合いだしてから、つげ義治や山野一、ねこぢるなんかを勧めたらハマッてしまったのです。
なんでも、御当地B級グルメ名物として色んな店がソースカツ丼を出すそーですが、味は「一回食ったらもういいや」でした。
おそらく、その店が開店と同時に満席になり一時間近く待つのは、写真のよーな盛り付けとボリュームからかと。
カミさん曰く「ソースも肉ももっと美味しい店がある」と。
長野の伊那、駒ヶ根には他にもローメンっつーB級名物がありまして、こりも店によって味が異なるそーです。
どこでもそーですが「元祖○○」っつー店がありまして、1955年に汁付きを発案した店がホントの元祖でして、汁無しの元祖へ食いに行きました。
で、こり、チベット経由でネパールに伝わったチョーメンとほぼ同じです。
ネパールのはトマト・ベースでマトンと野菜が入ってスパイシーな味付けですが、ソースやら薬味で好みの味にする点が異なるかな、と。
僕ぁ「んー、醤油ベースで焼きうどんっぽくすれば美味いのに」と思いました。
ただ、セットで付いてきた馬のホルモン煮が美味でして、ありゃ定期的に食いたいもんです。
昔、僕の祖母が生きていた頃、白菜と身欠きニシンの漬物を毎年師走に仕込んとしました。
で、正月に食うわけなんですが、これがふわっとした酸味で癖になるっつー。
他の家でも真似しましたが、旨みが出ないという。
どーやら、古い木造の倉庫で寝かせておくのがポイントのよーでした。
「ああ、また食いたいなぁ」と思ってたんですが、同じ味と再会しました。
すんきと呼ばれるカブを使った漬物なんですが、こりがガキの頃くった、鋭角じゃなく丸い酸味がして美味い。
なんでも、一定の標高で発酵することによって植物性乳酸菌が繁殖した結果、そーゆー味になるそーです。
なので、作られる地域は限られており、また、各家によって味が異なるっつー。
全国的に知られるよーになってから食いたがるしとは多いそーですが、蕎麦の薬味やらならともかくそのまま食って「また食いたい」っつーしとは皆無だそーで。
僕ぁ、ムシャムシャ食いましたけどね。
しかし、カミさんのママンは気を利かせすぎです。帰京前日の食卓にはこれが出てきました。
はい、イナゴの佃煮です。
どーやら、長野ではイナゴの佃煮が冷蔵庫に常備されとるよーです。(嘘。現在では土産物としての扱い。)
なんでも、現地のしとからしてもイナゴと蜂の子は美味いそーですが、蚕の蛹とざざむしは不味いと感じるよーです。
んなわけで、イベント用に蚕の蛹を買ってきました。
どこまでホントかわかりませんが、汚染地域と汚染されていないor汚染が少ない地域を行き来すると、体調が改善されたり体調が崩れるしとがいるそーです。
ええ、帰京して真っ先に出ました。なんか、長野に行く前より体調が崩れた気が...。
カミさんも消えかけたクマが復活し始め、なんだかなぁ、と。
しかし、以前、当ブログを頻繁に更新しとった頃「どえれえことになったがな」な内容が続きましたが、そろそろ現実を直視する時期じゃねーかと。国内だけじゃなく、海外にまで影響が出始めてんすから。
タイやらベトナムやらに日本国内じゃ流通できない汚染米を輸出とかネタですか?ガチですか?
なんかね、変なんですよ。以前は放射能汚染を恐れてたしとが見て見ぬふりするよーになったりですね、
フツーは逆で、楽観してきた層が「ヤバイんじゃねーの?」と考え方が変わる頃かと。
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コメント
ショーグン | URL | 7CropVt6
ううう、うらやましいっ
漠然と避難生活を送るなら長野か北海道かなあと思っていたので(得に長野県。上田市までなら上野から1時間40分くらいで行けるんだよね)、その両方にコネクションがあるというのはとても羨ましいです。
しかも両地とも抗放射能食(?)の漬け物が家庭で生産可能とは!
「7年たったら結果が出る」とまことしやかに言われていますが、なんだかもっと早く地獄絵図が展開されるような気がしております(毒々気体が出っ放しだから当たり前ですが)。 最低限、空気と水がまともに摂取できる地で生活したいものです。
( 2012年06月27日 12:37 [Edit] )
H.D.ハンク | URL | 3fP8K/.I
Re: ううう、うらやましいっ
初めて行く地ゆえ、先入観はないはずですが、高速バスの車中から「標高上がってんのに体が楽」と感じたのは伊那あたりに入ってからでしょうか。
山脈のすぐ傍より、ちょっと離れたとこの方が汚染が少ない?
> しかも両地とも抗放射能食(?)の漬け物が家庭で生産可能とは!
実家の倉庫は取り壊した上、祖母しか作れなかったんですが、すんきはカミさんの実家がある村ともう一つの村の標高じゃないと雑菌も一緒に繁殖するらしいです。
使う素材は山梨?あたりのものじゃなきゃ駄目なのに、乳酸菌がそこじゃなきゃ繁殖しないという不思議。
> なんだかもっと早く地獄絵図が展開されるような気がしております
勤務先は従業員が多いんで、先月から「最近あの人見ないね」と思ったら病気療養中とかポツポツ顕在化してきましたね。
まあ、世相からすると総合職レベルの従業員がバタバタ倒れないと平常運転なのはどこの会社も同じですかねえ。
そんな僕も昨日から胃腸の調子がおかしいです。
今夜はビリヤニでも作るかぁ...。(スパイスで健胃と整腸。)
( 2012年07月03日 13:13 [Edit] )
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