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主夫ハンク

2013年05月06日 13:51

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、毎年、僕ぁ世間様が休んどるときに仕事なんですが、今年は珍しく昨日、今日と休みです。
で、何しとるかっつーと主夫です。
昨日は風呂入っても手がインド・ネパール料理屋みてーな臭いがとれなくなりつつ、ツォエラっつー鶏の炒め物作りました。
こり、店ではもも肉使いますが、本来は胸肉だそーで、あの硬さが嫌なしとはベーキングパウダー揉みこんだりすると軟らかくなりますよ。
今日は午前中は一駅隣のスーパーまで行き、晩飯にオクラと納豆、とろろ昆布に梅干乗っける、んー...な、名づけて「スペルマ大将ぶっかけべっちょぬるぬる冷やしうどん」とでもしときましょう。(汚い料理だなぁ。たまげたな。)そりの材料やら仕入れてきました。
この記事をアップしたら、近所の古着屋でも暇つぶしに見に行きましょうかねえ。

 僕ぁ几帳面じゃねーんで、細かな掃除や収納はカミさんがやっとるんですが、僕が休みの日は僕が飯当番です。
ただ、油を飛ばしたり洗いもんが大変な料理は禁止されとります。
ええ、何事もやりっぱなしなんで。
で、カミさんと同棲する際、諸事情で入籍後に引き払った僕が住んでた部屋からスパイスを持ち込み、足りない分は買い足してステーキ用ラム肉が半額だった日に一日かけてマトン・カレー作りました。
こりに「お店みたい!ホントにスパイスからカレー作っちゃうんだ!」と驚きました。(よく、男で料理作るというと何が得意か聞かれるので「スパイスからカレーや豚の角煮」と答えている。)
当時、前代未聞の円高だったんで、上質なラム肉が安く買えたんですね。
んで、後に食いに行っては「これは...なるほど!これは旨い!」とスパイスの使い方を学ぶことになる近所のネパール・ネワル(ネパールの先住民族。)料理の店に、カミさんがナンを焼いてもらいに行っていたという。カレーの日は。

 なんで、僕がネパールにこだわるかっつーと、原発事故直後、今じゃ信じられねー基準値で食材が流通してたんですね。
んで、どーしても外食しねーといけねーときに「一番リスクが低いのは?」と考えて行き始めたのがインドカレーの店なんです。
何店か食い歩いとると、あることに気づきました。
「ネパールの国旗をレジスター横に立ててる店はスパイスの量や種類が多い気がする」と。
南北インド風の味付けが好きなしともいますが、僕ぁ断然スパイシーで豆料理が旨いネパール風の味付けです。
まあ、チベットあたりの影響でうどんやラーメンらしきものがありますが、海がねーんで魚介出汁を使った日本のラーメンがやみつきになるネパール人が多いよーなもんでしょーか。
大体、インド料理とうたっとっても作ってるしとはネパール人であることが多いですが。
主観的豆知識ですが、ネパール料理屋をうたっとる店が美味いか不味いかは、マトンカレー、豆カレー、バター・チキン、あればダルバート(ネパールの定食。)食えばわかります。
マトンは業務用なんで美味しさをもとめちゃいかんですが、肉の下ごしらえで全然変わります。あと、注文するしとが少ねーから手抜きが多いのか豆カレー。こり、美味いとこは「豆ってこんなに味出るの?」と感動しますから。
こーゆー店は夜行くとアラカルトにハズレがないと思います。
昔みてーにグリル系とカレーだけで日本人が喜ぶと思っとった店が淘汰されてった結果でしょーからいい傾向ですよね。

 残念なことにネパール語講座やメニューに無い料理も僕の好みに合わせて作ってくれた前述の店が、今年の三月いっぱいで他のネパール人に店舗を譲って引き上げましたが、色々勉強させてもらいました。
僕の既成概念はマトンカレー=トマトベースだったんですが、そこは豆がルウだったんですね。
かくして、僕のレパートリーは広がり、一時はダルバートと輸入したヤギの脱脂粉乳を使ったチャイなんかも作ってたんですが、カミさんから禁止令が出ました。
理由はダルバートに必ずつく豆のスープですが、こりの下ごしらえでマスタードシードっつースパイスと油が蓋してもうっかりキッチンに飛び散るからです。
また、インディカ米を使ったネパール風炒飯なんか、炊くときの臭いが凄ぇんで、こりも禁止令がでました。
なので、最近はツォエラを作ることが多いです。

 元々「どのスパイスがどんな味で匂いか?」くれーは知ってたんですが、手持ちの二十数種の効能まで調べてその日によって味付けを変えるよーになったのは、カミさんが寝込むことが多くなったからです。
同棲しはじめた頃は考えられんことでしたが、帰宅したらベッドに入っとって動く気力がねーとか嘆いとるの目の当たりにし「どうしたものか?」と。
仕事は無理して行くんで、そーゆーときにマサラ(クミン、クローブ、カルダモンの三種を指すことが多い。)以外に、症状に合わせて他のスパイスやハーブもアールグレイと一緒に煮だしてチャイにして飲ませてたっつー。
去年、咳が止まらんとか声が出ねーっつーしとが続出した際、カミさんもやられまして、咳を聞くと気管支がやられとる印象です。
しょっちゅう気管支炎になってた僕や、喘息を経験したしとならわかる咳の仕方です。
そんときに気管支を広げる作用があるカモミールなんかも入れた記憶があります。
それ以来、体調が優れねーとツォエラやらを作って一緒に食べてます。
実際、僕も翌朝スッキリ目覚めますし、一番びっくりしたのがカミさんの口内炎が一晩で治ったことでした。
口内炎なんてめったにならないのに頻繁に出来るっつーんでビョーインにも行ったんですが、ビタミン剤や薬剤を処方されても焼け石にウォーターだったんで、当人が一番びっくりしとりました。

 よく口内から消化器にかけての炎症は能射放の影響っつー説を目にしますが、確かに対処療法がきかねーんだから勘ぐるわけです。
しかし、一体、どう作用して修復したのか謎です。
医者じゃねー僕ぁ「要は被曝っつーのは遺伝子にいたずらしたり、体を酸化させるんだろ?」と抗酸化作用のあるスパイスも使えるんじゃねーの?と思いついただけなんですが。
あ、あと漢方薬も弱いのから副作用が出やすいのがあるよーに、スパイス負けする体質のしともいますし、発育途上の子供には弊害があるかも知れねーんで、健康食品のマルチ商法みてーに勧めませんが。
僕自身、タイムを多く入れたりすると眠くてしかたなくなりますから。
何事も過ぎたるは及ばざるがごとし、ですね。
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