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ジミー・ヘンドリッスをジミヘンと呼ぶな。

2009年06月03日 01:13

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。

あー、寝ようと思ったら、こんなニュースをめっけまして。



【記事】

『実はジミ・ヘンドリクスはマネージャーに殺された』




えー、大衆音楽で若死には定番化してますが、色んな意味でヤバイんじゃねーかと。

昔々っつっても二十年くれー前ですが、ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズの死因を巡って殺人説が出てきましたが、あっさり「マネージャーが殺した」でその対象がジミー・ヘンドリッスって告白しちったら、ホントだったら、この元ローディは怖いしとに消されるんじゃねーかと。

元ローディが「ジミを殺した」とするマネージャーはとっくの昔に亡くなり、ヘンドリクス最後の恋人だったモニカ・ダネマンも数年前に自殺しとります。

「死人に口なしだからバラしちゃった」だったら、どんだけ金貰ったのかと。

いやね、ワインを大量に飲んだ後に睡眠薬を過剰摂取して寝ゲロで窒息死っつーのが一般的な死因なんですが、同様の死に方かつ不自然なタイミングで死んじゃった同世代のミューズィッシャンが何名かいますから。

たとえば、ジム・モリソンは、ドアーズを脱退してパリで映画製作や詩作に耽っていた頃、呑み仲間にこう言っていたそーです。(これも真偽不明だが。)



「(ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリクスときて)オマエらは第3(に消される)の男と飲んでるんだぞ?」



ジム・モリソンに関しては、ファンの過剰な期待からくるプレッシャーやらから「俺、もうミューズィッシャン辞めたい!」っつー気持ちはあったでしょーが、創作意欲は衰えず、酒も減量して心身共に健康だったのに急死しちまいました。しかも、死亡診断書は紛失。診断した医師は「死因は覚えていない」と語り、葬儀の際に棺桶の中を確認した人がいない(ことになっている)という。



 ジミー・ヘンドリッス最後のステージを見ると、スタジオでの作業からくる過労からか憔悴しているよーに思えますが、彼の最高傑作っつーと最初の二枚のどれでもなく『エレクトリック・レディ・ランド』だと僕ぁ思っとります。

パフォーマーとしてよりもミューズィッシャンに比重を置き始めた彼に自殺、もしくは自暴自棄になって運悪く死に至るよーな行動を起こすとは思えんのです。

遺作となった『ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・サン』も「完成されていたらどんな作品になっていたのか?」と思わずにいられねーもんです。

他、マイルス・デイビスとの共演も持ち上がっていたりで、一見、ピークを超えてから他界したよーに思えますが、個人的にはピークに差し掛かったところで他界したと思うのです。

確かに、アイスマンことアルバート・コリンズにギターを教わっただけで、我流のままスタイルを確立して後世に影響を与え続けたことを考えるとロマンがありますが。

今日日、ジミー・ヘンドリッスを有り難がるなんて、ロック・ミュージック黄金期原理主義者だけっつー意見もあるでしょーが、お気に入りのアーティストだけ聴いてりゃいいやっつー僕みてーなしとからすると妄想が膨らむわけですよ。ね、眠れない。
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