ＳＯＵＬ　ＫＩＴＣＨＥＮ : センズリストが危惧するこれからの世間の性生活

　こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、一応、断っときますが、別に僕も毎日センズリしてるわけじゃねーですよ。
最近はLinuxのデスクトップ版でお勉強してから、サーバー版でサイト作成にいどもうとしてますから。（一台のPCにデータベース作成等のツールをインストール、サーバーとして製作もできるが、無料で使えるLinuxのサーバー版は面倒な段取りが不要のようなので。）
有料でサーバー借りて、実際出来上がったもんアップしたら稼働しねーとかだと、ビールを飲み残したことを忘れて寝ちゃうくらい悔しいですから。（相変わらず器
が小さい奴だな。）
ほら、スタミナ弁当食って「この体位から次ぎはこれだ」と妄想にふけり、いつかやってくるホントのセックスの練習に余念がねー中学生みてーなもんです。

　僕、ハマると過剰になりがちです。しかも金にならねーという。（向上心の欠如だと思うぞ。）
一番、くだらなくて大変だったのはクローン・チンポ製作ですね。
いや、別に僕のチンポの細胞を培養したもんじゃねーですよ。
あのですね、昔「ちん太くん」っつーオリジナル・ディルド作成キットがありました。
これ、なんか問題があったか生産中止になりました。
ほいだら、テメーで作ってやろーと思い立ったのがきっかけです。
過去にこれをレポートしたら閲覧者から大笑いされましたが、僕は真剣だったのです。

　まず、クローン・チンポの素材になるもんです。
目指してるもんは人肌のよーに弾力性があるもんですから、シリコンが最適です。
が、シリコンいも用途別に色々ありまして、固まるとゲル状になるもんが好ましいと判断しました。
かくして、僕ぁ東急ハンズに行って数種類のシリコンを購入。
まずは個別に凝固してからの弾力性をチェック。柔らかすぎるのもあれば、硬すぎるのもあります。
ただ、素材は同じもんですから、それを調合して弾力性を調整すればええのです。
結果、「これだ。この弾力性はエレクチオンしたチンポとほぼ同じだ」っつー比率にいきつきました。

　次に、これが一番大変だったんですが、型取りです。
瞬時に型をとってくれるもんもありますが、所謂工業用のもんが多く、結局人体にも利用可能なもんを選びました。こんなくだらねーことしてチンポが使い物にならなくなったら自殺もんですからね。（我ながらアホすぎて情けない。）
ただ、これの難点は凝固までの時間が三十分近くかかることです。しかも冷たい。
僕ぁ早速エロDVDをセットし、勃起も勃起した状態で突っ込んだんですが、冷たさですぐ萎えちまいます。「心頭滅却すれば、型取り剤もまた温し」と集中しましたがダミ。
結局、勃起した状態でヘアバンドを根本に巻き、更に型取り剤も硬めに調整して突っ込みました。
しかし、これが情けない。ロングタイプの紙コップにプッシュアップの耐性で直角になるよう耐え続けなければならないわけです。
三回目にして成功したわけですが、最後にポカしました。
形が崩れねーまで固まったクローン・チンポを倒れねーよーに外気に触れさせ、素材のベトベトを除去するパウダーをまぶす寸前で、目を離した隙に倒れちまいまして皿にべっとり貼り付いちまったのです。嗚呼。
一応、剥がしましたが、そこだけイビツな粗ができまして、完全な成功には至らなかったという。

　はたして、一体実用できたとして何に使うのか？
えー、おセックスの際にクローン・チンポをくわえさせたりと妄想にふけっておりました。
因みにノウハウを手にした僕ぁ、女友達らに「なあ、俺のクローン・チンポいらないかい？可動式のも考えてるんだ」と持ちかけましたが、「ばっかじゃない？」と一蹴され、僕のクローン・チンポへの情熱は薄れていきました。

＜面接会場にて。＞
「ハンクさん。特技欄にシリコン調合とありますが、これは？」
「ハイ、本物に近い触感のバイブが作れるんです」
「それは素晴らしい！我が社は貴方のような個性的な人材を求めていたのです！私の独断で、今ここで採用とさせていただきたい！」
「あ、ありがとうございます！」

ないない。ぜってーねーから。

　しかし、このクローン・チンポを製作した当時、今までの素材とは異なったよりリアルな素材としてクローン・チンポに用いた素材がオナホールに採用されることが多くなりました。最近ではバイブにも用いられております。
で、シリコン調合のコツを知った僕ぁオナホールも自作してみてはどーか？と思いましたが、「生き方、センズリスト」（この表現、アメブロでは自重していた。）と自負している僕ぁ、センズリとは己の手を使うべきであり、オナホールを使ったセンズリはセンズリではないという信念がありました。突っ込むならまんこです、やっぱ。
いや、笑うことなかれ。センズリは日本人がちょんまげだった時代からある伝統的な言葉なのです。（確かまんずりも。）
宗教的なしがらみからセンズリにネガティブな思いが強い欧米諸国にSamurai（実際の意味は現代のサラリーマンと同じなのだが、根底に武士道があり、マチズモの象徴として認識されていることに否定的ではない。俺は。）などと同じくSenzuriもポジティブな言葉として伝えたいとこです。

　オナホールに否定的でしたが、去年の誕生日にコズミックメイトのギ装置Rから使い捨てオナホールをプレゼントされました。
女友達からオナホールをプレゼントされるっつー事実が、僕がネット上だけじゃなく普段からイカレてることの証明ですな。
で、せっかくなんで、早速使いました。童貞を捨てたとき以来の緊張感でした。
てか、センズリストがHarakiriする覚悟にも似た。

予想以上にえがったです。

で、調べてみると、かなり精巧にできた何回も使えるもんが千円台からあり、高価なもんでも三千円台です。
しかも、あるショップにはユーザーのレビュー付き。中には「もう少し奥行きがあれば」、「本物以上の感触」とか「サブとメインで使い分けてます」といったサクラとは思えねー主観的なもんがほとんどでした。CDや映画DVDばりのレビューなんだ、これが。
僕ぁ、葛藤しました。「買っちゃおうかな」と。
しかし、センズリストは穴があっても己の手なわけで、購入には至っておりません。

　アメブロ時代の僕しか知らねーしとは「なんでコイツはくだらないことに長文なのか？」と思うでしょーが、これが元々の僕の記事の傾向なのです。
僕ぁ、使い捨てとはいえ体験したこともふまえ、オナホールの存在に危機感を覚えとります。
センズリとは、己の手で行うため、脳がそれほどの快感を知覚しません。
よって、異性に触られたりしゃぶられたりっつー方が絶対気持ちええわけで、肌の質感やら諸々の相性もあったりで、センズリストはセックスへの渇望が強いのです。
が、本物そっくりなもんにチンポを突っ込み、エロDVDを観ながらマイペースでの行為はセックスへの渇望を削ぐのではないか？と危惧しとります。
ここらへんは半年くれーオナホール生活してみねーと断言できませんが。
例えば、男っつーのは薄情なもんで、優しさの殆どは玉袋に詰まっておりまして、射精しちまうと淡泊になります。が、何故か煙草を吸いたくなったりもするんですが、そこをこらえて相手に優しく接するアフター・タイムがあります。
中には「あー、とっとと帰りてえ」と思う輩もおるでしょー。そーいったことを考えますと、マイペースな性生活に慣れちまうと「こっちのがええ」と思うのが男の習性かと。
他、セックスの醍醐味でもある、相手の体臭等に生理的な嫌悪感を覚えちまいかもしれません。
セックスレスや少子化が問題視されてから十年以上経ちますが、当時、原因として考えられていたことは今でも同じく、また世間様の景気等により若干シフトしていると思いますが、これからの問題点として、オナホールと手軽に視聴できるエロ・メディアが占める割合が大きくなっていると思うのです。（一見真面目だけど、すげえアホなこと書いてるぞ。）

　最後に、これは以前からの持論ですが、所謂ダッチワイフのリアル化に関しては身体に障害があるため異性との性交渉に躊躇してしまう方のために日々進化しとる面がありますので、そういった点は否定する考えは持っとりません。

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