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メンテナンス

2011年12月03日 02:03

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、ブランクがある上、キャパシティを超えたことをやるっつーのは失敗して当然なんですが、先日のイベントでベースのしととやったレインボーの「治療不可」(1984年武道館ライブ版とスタジオ版をミックスしたアレンジ。)を落としたのは悔しいなぁ、と。
恐らく映画『時計じかけのオレンジ』からヒントを得たんでしょーが、ベートーベンの『交響曲第九番』、それもクライマックスをモチーフにして始まる「治療不可」は、1984年に武道館で行ったコンサートで中盤にオーケストラをストリングスにまとめたアレンジのパートがあります。
僕ぁ、それを手本にヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスでアレンジし、最後は原曲にもレインボー版にも無い僕流の解釈でEメジャーで〆て後半へっつー構成を徹夜で試行錯誤したうえ、ささやかなイベントで生じゃ無理なことなんで絶対落としたくなかったという。イントロにしては長すぎですが『ジーザス・クライスト・スーパースター』の序曲とメドレーだったんで。
まあ、それ意外にも「悔しいなあ」と思う点は多々あるんですが、「もう一ヶ月時間があれば」っつー本番三日前の思いが「じゃあ、続けたら?」に変換されましたね。
折角、プロと一緒に演奏できたんですから、この経験を無駄にするこたぁねぇや、という。

 血液やらの検査結果が出るのは来週ですが、年末まで諸々検査して体のメンテナンスをしよーと思います。
ついでにギターもフレットがかなりすり減ってるんで、打ち直しとメンテナンスに出そうかと。
冬のボーナスは体とギターのメンテナンスに使いますわ。
イベントの最後にロリー・ギャラガーをやったんですが、あまり思い入れの無い曲なのに、諸々の事情で「あの曲やりましょう!」と無理を承知でテメーで提案しました。
必死に採譜して練習した結果、彼は所謂エフェクターを一切使ってなかったそーで、同じモデルだとアンプをかなり絞らなきゃならんため、メンテナンスついでにピックアップもゴツゴツしたのに替えて、「基本アンプ、ソロでオーヴァードライブでブースト」に移行しよーと思います。
もう生産してねーですが、一昔前までヤマハもギター用エフェクターを作ってまして、初めて買ったコンパクト・エフェクターがヤマハのアメリカン・モンスター・ドライブっつーもんでした。
こり、独りでスタジオ入ったときに試したんですが、適度に小汚い歪みが魅力です。
コンパクト・エフェクター=BOSSっつーイメージがありますが、名機だと思ってます。今でも中古で新品以上の値段付きますし。

 あと、アレだ、「余命○○です」と宣告されなかったら、父方のルーツである北陸に再度行ったり、母方のルーツである九州に行って小説書かなきゃならんですね。
この、原発事故とその後の初動ミスから今に至る、クソみてーな「死なばもろとも」な世間様の風潮がなけりゃ晩年のライフ・ワークにするつもりだったんですが。
しかしだな、最初の一ヶ月くれーで「放射能怖い」な空気が薄れましたが、実際「ああ、対処療法はありますけど、一生もんですよ」っつーもんが発現すると考えがガラっと変わると思いますよ。
今春他界した親父が、抗癌剤の副作用で異型性骨髄症候群、悪性不良性貧血、白血病を発症して七年の闘病生活の末、壮絶に散ったのを目の当たりにしてるんで。
こり、放射性物質の内部被曝でも起こりうるもんですから、僕ぁテメーがそーなったときの覚悟の仕方を学びましたが、「神経質すぎ」とか笑ってる輩は、テメーが発症するか身内が発症すると身に染みてわかるぜっつー。
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