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Thunder In The East/Loudness

2011年06月28日 20:06

Thunder In The East『サンダー・イン・ジ・イースト』
(1985年発表)
1. CRAZY NIGHT
2. LIKE HELL
3. HEAVY CHAINS
4. GET AWAY
5. WE COULD BE TOGETHER
6. RUN FOR YOUR LIFE
7. CLOCKWORK TOY
8. NO WAY OUT
9. THE LINES ARE DOWN
10. NEVER CHANGE YOUR MIND


<この時期故、本題まで相変わらず長いです。>

 こんつは、ハンキー・ドリー・ハンクです。
あー、もー、毎日嫌なニュースでやんなっちゃいますね。
原発関係にしても、もんじゅばりに事故ったら危険かつ老朽化で事故りやすい佐賀県の玄海を、経産省が「賛成派だけを集めた」、つまりサクラに対して安全性の説明会を行ったり。
福島でこーなんすから、西日本も殺す気かっつー。
いくら腐った集まりっつっても清廉派はいるはずで、去年でしたっけ、仙谷由人に恫喝されたっつー、同省の古賀茂明を辞職に追い込むニュースがありました。
甘い汁を吸えるとこに居ながら、「天下りの規制を強めるべき」と本来こーでなくちゃいかんことを主張したり、福島第一原発事故に対する政府及び関係機関の対応に「日本も電力市場を欧米化すべき」と主張してきたことがいかんかったらしいです。
こーゆーニュースを大々的に報じるべきだと思います。
以前から「革命じゃ駄目で、もうクーデター起こさなきゃ駄目だろ」(革命とクーデターは定義が異なる。)っつーのは、得体の知れねー輩やマスメディアに煽られてシュプレヒコール上げるんじゃなくて、こーいった表も裏も知っとるしとを応援すべきだと思うのです。

 あと、邦楽は大昔の懐メロ、殆ど洋楽ばっか聴いとる僕みてーな層にすると「早くも真の意味でビッグ・ネームの仲間入りだな」と思いましたが、レディ・ガガが売り出した東日本大震災の義援金にあてるとリスト・バンドに対しての訴訟問題が、海外とは異なる切り口で報じられました。
この展開を予想してたファンは多いはずで「ああ、意外にありがちな支援を画策してガッカリだ」と思ったもんです。
が、日本に来た上、十日間も滞在ですから。
これまた大々的に報じられてませんが、基準値自体が狂気なのにそりを超える汚染が東京都江戸川区の清掃処理場で確認されました。関東ですらこれですから。
以前の記事にも書きましたが、後年「放射能汚染された国でプロモーションとパフォーマンスを行った」っつー事実はどデカイもんになりますから。
で、なんで、レディ・ガガをまた引っ張ってきたかっつーと、当ブログにおける、ここ数日のポータル・サイトからの来訪に「レディ・ガガ ストリッパー」が多いことにびっくりしたからです。

 日本って妙なとこに「まあ、汚らわしい!」っつー風潮があります。
バイアグラ使ってHIV感染する団塊世代が多いくせに。
あ、僕ぁお付き合いするときは必ずHIV検査を行って、HIV、肝炎が陰性である結果を見せてます。ふふふ、安全・安心。寂しい女性の方、お待ちしております。(ただし変態。)
あ、あー、ストリッパー出身のミュージシャンやモデルは一人や二人じゃねーですし、男性でも売れるまでポルノ男優やってたっつーしともいます。
で、日本のストリップも大御所になると風情がありますが、海外はリズム感や運動神経がなきゃできねーもんです。
ステージのセットも豪勢で、勃起するために観るっつーより、その名のとーりショーを堪能するっつー傾向です。
なので、レディ・ガガっつー芸名になるまでの「ミュージシャンではない。ダンサー兼パフォーマー」っつー時期も合わせて、現在の「ペイできれば万歳。まず赤字だろう」っつーステージ・セットや服装なんかに応用しとると思います。
よく「リズム感が凄い」っつーのもデビュー前の色々な鍛錬からきとると思います。
まあ、テメーの芸を披露する以上、ストリッパーもセレブなポップ・スターも同じ河原乞食ですから。

 今に始まったことじゃねーですが、日本国旗と君が代に関するニュース。
これ、僕ぁ意味わからんのですよ。
「思想の自由が奪われる」とかって理由が更にわからんです。
政経に疎い僕でも知っとりますが、日本は国旗を民主党の党大会みてーに破いたりしても罰せられる法律はねーです。
が、他国じゃ「自国の国旗を損壊することは違法である」っつーとこが多いです。
国歌にしても同様で、アメリカだと国家を不遜に演奏すると罰せられるみてーです。
こりはジミ・ヘンドリクスがTV出演した際、パーソナリティから「知ってる?」と聞かれ「ふざけて弾いたつもりは無い」と答えたことがあります。(ラスト・ステージになったワイト島フェスティバルを収録したワイルド・ブルー・エンジェル』に挿入されている。)
君が代だって、単純に音楽として分析すると、荘厳にして見事な曲だと思います。
で、こーいったことに前世紀末からヒステリー起こしとる輩におくってあげてえのが本作です。(やっと本題か。)

 結成当初は「話が違う!」とアイドル・バンドとして売り出されたレイジー解散後、ギターで現在のリーダーである高崎晃曰く「硬派なロック・バンドのはずだったのに、最初は騙されたと思ったわ」と、同じくレイジーでドラムを担当していた故・樋口宗孝と結成したのがラウドネスです。
ラウドネスがデビューする以前から「日本人とは思えない」と言われるロック・バンドはおりましたが、やっぱ欧米諸国のバンドには敵わず、典型的なハードロックもやれば、変拍子をベースにした高度な曲もやるラウドネスのデビューはセンセーショナルだったと思います。

 んで、年に一枚のペースでアルバムを発表しとったら、メタル・ブームもあり、国内盤が海外から取り寄せられるっつー珍現象が起きました。
これに対し「ひょっとして、世界で通用すんじゃね?」と、1984年発表の『撃剣霊化』は英語版も作製され、日本語版には無かったイントロ曲もつけてヨーロッパをツアーしました。
ほいだら大盛況でして、「次作は海外市場を前提に」と本作が制作され、アメリカでの配給は大手アトランティックと契約しました。
プロデューサーはオジー・オズボーンやらも手がけた、メタル・ブームにおいて裏の立役者だったマックス・ノーマンです。
このレコーディングは熾烈を極めたよーでして、ギターの録音だけでもジャズやフュージョンばりに「弦を強く押さえ過ぎ。音程が若干高くなってる」とかきめ細かいとこまで駄目出しされたそーです。
長らくCD化されてから籠もった音だったんですが、CD向けのリマスターが今世紀に入ってなされてから「細かい点は聞き分けられんが、音が1985年の洋楽にひけをとらんじゃないか!」とたまげました。
よく大御所が数年かけて制作するこたぁありますが、年に一枚のペースでこれだけの作品を作ったのは凄いです。
更に、売り出しはアメリカ市場からだったのに、ジャケットが旧陸軍の日章旗。(裏は雷神をイメージしたメイクのメンバー写真。)
ヴォーカルの二井原実も日章旗のTシャツでステージに上がっておりました。
んで、高崎晃は君が代を演奏したり、とにかく「俺たちは日本のバンドなんだ」っつーアピールです。
こりに対して、アメリカのファンは嫌悪するかと思えば「ラウドネスはハンパねえ!(Loudness is BOMB!)」とコーフンしとりました。
ビルボード・チャートで74位っつー成績から「大したことねーじゃん」と思われますが、その後、海外進出したバンドはいくつかいましたが、チャート圏内に入ったのはラウドネスだけです。宇多田某みてーに組織票的な購入で「チャート・インしました!」とは別次元です。
CDが売れなくなった現在は、当時のチャート圏外の売り上げでもTOP20くれー入れるみてーですが。

 ラウドネスは、私生活じゃ色々噂があるものの、音楽には他人に厳しく自分にはもっと厳しいリーダーであるドラムの樋口宗孝が亡くなりましたが、現在も活動を続けております。
ただ、肝細胞癌っつー現代医学じゃ助かりっこねー病気が判明するまで、全くドラミングが衰えなかったことはおとろしいです。ええ、ドラムが叩けない故、ドラムに耳が行く僕ぁ思います。
ただ、個人的には本作より『撃剣霊化』のが好きなんですが。
本作は洋楽色が強すぎて、完成度が高い代わりにラウドネス本来の個性が薄れてる気がするんで。
んなわけで、『サンダー・イン・ジ・イースト』制作の布石になった1984年に行ったヨーロッパ・ツアーから一曲観てみましょー。笑っちゃダミです。当時は海外もこんなんでしたから。
でも、高崎晃は巧いなぁ。テクニックだけじゃなくライブでも簡単なパートも手抜きしてねーとことか。
あ、不意に思い出しましたが、マスメディアが必死に韓流ブームを煽ったり、反日感情に関するニュースを流してますが、ソウルで行われたラウドネスのライブが日本よりファンが狂喜しとるのはどーなのか?と。

<Crazy Doctor/Loudness(Live1984)>

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